職場におけるアウティングへの企業対応について

益永 治英です。
 
4連休前は、東京で終日業務
支援を行いました。
 
さて、本日は、職場における
アウティングへの企業として
の対応について。
 
 
■アウティングとは?
 
本人の性的指向や性自認
について、本人の了解を
得ずに暴露する行為を
アウティングと言います。
 
 
■アウティングによる
 企業の法的責任
 
①使用者責任
 
アウティングをした本人
だけでなく、企業側も
使用者として、
 
慰謝料等の損害賠償責任
を負う可能性があります。
 
②安全配慮義務違反
 
企業としてアウティング
等が発生しないための
必要措置や事後対応は
適切だったか?
 
などから安全配慮義務
違反の有無が判断され
ます。
 
③不法行為責任
 
企業としての管理体制が
不十分だったことにより
アウティングが生じた場合、
 
不法行為責任と損害賠償
責任を追う可能性もあり
ます。
 
 
■企業としての対応
 
①就業規則等への明文化
 
まずは、企業としてアウ
ティングは禁止という事
をしっかり明文化して
おきましょう
 
②定期的な研修の実施
 
アウティングなどの
ハラスメントに対する
研修を実施しましょう。
 
1回だけ行えば良いもの
ではなく、定期的に実施
して、伝えていくことが
大事です。 
 
③相談窓口の設置
 
アウティング等のハラス
メントを受けた際の相談
窓口は設置しましょう。
 
社長が相談窓口の担当者
になるのは避けてください。
 
おそらく、だれも相談して
こないです。
 
できれば、人事労務担当者
から男女各1名ずつ選任する
のが望ましいです。
 
難しいようであれば外部の
専門家に委託するのもあり
です。
 
 
■最後に
 
大学院の学生が同性愛者
であることを暴露され、
自殺するといった悲しい
事件もおきています。
 
企業として、こういった
悲しい事件がおきない
ためにもしっかり対策を
していきましょう。

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