アルバイトの雇用契約書について

益永 治英です。
 
昨日は、2日間寝込んだおかげで
体調も良くなりました。
 
やっぱり、健康が1番ですね。
 
GW明けから事務所に行けて
なかったのと、本日も終日東京
のため、日曜日ですが事務所に
行って仕事でした。
 
案の定、郵送物が溜まって
いました。
 
給与明細の印刷なども事務所
でしかできないため、作業を
中心に6時間だけと決めて、
行いました。
 
また、母の日でしたので、
欲しがっていたクシと
子どもたちの手紙を実家
に持っていきました。
 
 
さて、本日はアルバイトの
雇用契約書についてです。
 
 
厚生労働省は、特に多くの
新入学生がアルバイトを
始める4月から7月までの間
自らの労働条件の確認を促す
ことなどを目的としたキャン
ペーンを実施しています。
 
※平成27年度から実施されて
 います。
 
主な取組内容としては、
大学等への出張やリーフレット
での周知、労働局の窓口などで、
下記の点を重点的に呼びかける
キャンペーンです。
 
(1)労働条件の明示
 
(2)学業とアルバイトが両立
   できるよう適切な勤務
   シフトの設定
 
(3)労働時間の適正な把握
 
(4)商品の強制的な購入の抑止
   とその代金の賃金からの
   控除の禁止
 
(5)労働契約の不履行に対して
   あらかじめ罰金額を定める
   ことや労働基準法に違反
   する減給制裁の禁止
 
 
では、企業としてどういった
対策をすべきか?
 
(1)労働条件の明示
 
アルバイトを雇うときも、
「労働条件通知書」または
「雇用契約書」で労働条件の
明⽰をしっかり行いましょう。
 
※労働者が希望した場合には、
 メール等(プリントできる
 もの)での明⽰も可能と
 なっています。
 
(2)学業とアルバイトが両立
  できるよう適切な勤務シフト
  の設定
  
学生アルバイトの場合、学業とも
両立できるように無理のない勤務
シフトを作ってあげましょう。
 
※特に、18歳未満の場合は、原則
 として深夜業は禁止ですので
 気をつけましょう。
 
(3)労働時間の適正な把握
 
ここは、比較的されている企業も
多いかと思いますが、間違った
端数処理にお気をつけください。
 
※1日の労働時間での端数処理は、
 認められておりませんので
 ご注意ください。
 
(4)商品の強制的な購入の抑止
  とその代金の賃金からの控除
  の禁止
 
これも大丈夫かと思いますが、
学生アルバイトが希望して商品購入
となり、賃金から控除をする場合
でも、「賃金控除に関する労使協定」
を会社と従業員代表で締結する必要
がありますのでご注意ください。
 
※監督署への届け出は不要です。
 
(5)労働契約の不履行に対して
  あらかじめ罰金額を定めること
  や労働基準法に違反する減給
  制裁の禁止
  
労働契約の不履行に対して、事前に
違約金や損害賠償額を定めることは
法律上「賠償予定の禁止」として
禁止されています。
 
「途中で辞めたら、違約金を払え」
「会社に損害を与えたら、〇〇円払え」
 
などを事前に決めないようにして
ください。
 
※あらかじめ金額を定めることはNG
ですが、労働者の責任により発生した
損害についての賠償請求までは禁止
したものではないです。
 
また、仮に遅刻を繰り返すなど、
職場の秩序違反により就業規則で
減給処分をするときも
 
①1日の減額金は、平均賃金の1日の
 半額を超えてはいけない
 
②減額金の総額は、一賃金支払期間
 の賃金の10分の1以下
 
というルールを守る必要がございます
のでご注意ください。思っている以上に、
減給の制裁額は少ないです。
 
 
労使トラブル防止は、しっかりした
正しい労務管理からです。
 
今回のキャンペーンがあるからでは
なく、日頃から会社と社員で無用な
労使トラブルが発生しないように、
今できていなくても、これから将来に
向かって正しい労務管理を目指して
いきましょう。

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