年度更新の基礎知識2/5

益永 治英です。

昨日は、9:00から18:00
まで、終日クライアント
先に常駐して業務改善の
支援を行いました。

その後、急いで帰宅し、
20:00からZOOMでの
経営者の集まりの会に
参加しました。

今回は、労働保険料の
集計方法について、
お伝えします。

 
■対象者の整理
 
労働保険料を計算する
ためには、対象者の
賃金を集計する必要が
あります。
 
まずは、集計の対象
となる労働者を確認
しましょう。
 
①役員
 
社長など登記もされて
いる完全役員の方は
対象外なので、集計は
いたしません。
 
②兼務役員
 
役員と労働者を兼務
している「兼務役員」
については、
 
・役員報酬・・・対象外
・給与・・・対象
 
といった集計になります。
 
役員報酬は、雇用保険料
の算定対象からも除外と
なります。
 
給与計算で役員報酬も
含めて、雇用保険料を
控除していないか、
今一度ご確認ください。
 
③正社員
 
原則、労災保険と雇用
保険の両方の賃金と
して集計します。
 
④パート・アルバイト
 
賃金は集計いたしますが
雇用保険の加入の有無に
応じて、労災保険の分
だけ集計なのか、労災も
雇用も合わせて集計なの
かわかれてきます。
 
⑤高年齢被保険者
 
令和2年4月1日から
「高年齢労働者※」に
対する免除が廃止され
ました。
 
※4月1日時点で64歳
以上の雇用保険加入者
 
そのため、今年からは
高年齢者の集計は必要
なくなります。
 
つまり、雇用保険の
加入者は全員保険料
の納付が必要です。
  
 
■賃金の集計期間
 
労働保険料は保険年度
(4月1日から翌年3月
31日)で集計いたし
ます。
 
たまに、うちの会社は
●月分から●月分まで
が対象なの?
 
といったお問い合わせ
もございますので解説
いたします。
 
考え方としては、保険
年度に「締日」がある
賃金を集計すると覚えて
ください。
 
例えば、
 
「末日締め」の「翌月
25日」払いですと、
 
4月1日~30日締め
翌月5月25日支払分~
 
翌年3月1日~3月31日
締め翌月4月25日支払分
 
までを集計します。
 
 
「15日締め」の「当月
25日」払いですと、
 
3月16日~4月15日締め
当月4月25日支払分~
 
翌年2月16日~3月15日
締め当月3月25日支払分
 
までを集計します。
  
 
明日は、賃金集計の対象
となる賃金や注意点を
中心にお伝えいたします。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です