年度更新の基礎知識1/5

益永 治英です。
 
昨日は、午前中1件と
午後に1件、それぞれ
顧問先へ訪問して打ち
合わせを行いました。
 
さて、本日から、全5回
に分けて労働保険料の
「年度更新」のお話しを
させて頂きます。
 
今回は、用語の整理を
中心にお伝えします。
 
■労働保険とは?
 
労災保険と雇用保険を
まとめて「労働保険」
といいます。
 
また、労災保険料と
雇用保険料を合わせて
「労働保険料」といい
ます。
 
■労災保険の加入要件
 
労働者であれば、原則
自動的に全員加入と
なります。
 
勤務日数や勤務時間の
要件もないので、
 
週1日・1時間勤務
 
のようなパートさんでも
加入対象となります。
 
※雇用保険のように、
1人1人の加入手続きが
ないので加入したか
どうかイメージが湧き
にくいですよね。
 
■雇用保険の加入要件
 
雇用保険は、下記の2つ
の要件を満たせば加入
します。
 
①週20時間以上
②31日以上引き続き
 雇用する見込み
 
こちらは、加入手続きも
発生するので誰が加入
しているかわかりやすい
ですね。
 
■労働保険料の仕組み
 
労災保険料と雇用保険料
を合わせて「労働保険料」
といいます。
 
労働保険料は、毎年4月1日
から翌年の3月31日までの
保険年度に、
 
労働者に支払った給与や
賞与等の賃金総額に、会社
の業種に応じた保険料率を
かけて計算されます。
 
※事故が起こりやすい業種
 は保険料率も高くなって
 います。
 
■労働保険料は先払い方式
 
労働保険料ですが、先払い
した後に精算する仕組みと
なっております。
 
つまり、毎年4月1日から
翌年3月31日までの年間の
賃金総額の見込みに保険料
率をかけて先に納めます。
 
これを「概算保険料」と
いいます。
 
そして、概算で支払った
年度が終わった後に、
 
実際に支払った賃金総額に
対して、再度労働保険料を
計算します。
 
これを「確定保険料」と
いいます。
 
そして、すでに収めている
「概算保険料」との間に
過不足があれば精算します。
 
例えば、「概算保険料」に
対して「不足」している場合
は「追加で納付」します。
 
反対に、「概算保険料」に
対して「超過」している場合
「還付」してもらうか、
「次年度の概算保険料に充当」
します。
 
※次年度の概算保険料に充当
 するケースが一般的です。
 
■年度更新とは?
 
この毎年6月1日から7月10日
の間に、前年度の確定保険料
の申告・精算と、今年度の
概算保険料の申告・納付を
一緒に行います。
 
この手続きの事を「年度更新」
といいます。
 
 
今回の内容を動画でも解説して
おります。
 
https://youtu.be/bcqf1xW_oM8
 
 
明日は、労働保険料の集計方法
を中心にお伝えいたします。

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