労災事故発生時は慌てずに

益永 治英です。
 
昨日は、体調不良で午前中は家で
寝込んでおりました。
 
お昼前に起きてから、何とか16:00
までは仕事をしたのですが、あまり
に効率が悪いので、再度寝ました。
 
やはり健康が一番大事ですね。
 
 
さて、本日は労災発生時の対応に
ついてです。
 

労災事故の連絡があると、社長や
人事労務担当者としては焦って
しまうこともあると思います。

まずは、落ち着いて下記の流れで
対応していきましょう。

①被災した社員のケガの状況を
 把握する。

まずは、第一に社員の安全を確認
しましょう。

自分が被災して会社に連絡した
ときに、相手から第一声で

「通勤災害ですか、業務災害ですか?
病院は労災指定ですか?」

なんて聞かれたら、私だったら
ショックです。

次に、社員のケガの状況をヒアリング
しながら、

・休業も必要になるか?
・休業が必要であれば、4日以上
 かどうか

を確認していきます。

②通勤災害か業務災害のどちらなのか
 を確認する。

通勤災害か業務災害かで書類が変わって
きますのでしっかり確認しておきます。
※どちらに該当するか不明な場合は、
 顧問社労士か労基署に確認します。

 

ここで大事な点は、労災保険の給付は
必ずもらえるかわからないことです。

安易に、「それは通勤災害なので労災
から給付がもらえますよ」と本人に
断言するようなことは控えた方が良い
です。

あくまで判断は、労基署となりますので。

 

③最初に治療を受けたのは、労災指定
 病院かどうか。

治療を受けたのが、労災指定病院か
どうかは確認が必要です。

また、すぐに病院を転院した場合は、
転院先の病院も確認しておきましょう。

薬局が病院の院外の場合、病院とは
別に書類が必要となりますので、
確認できそうであれば先に確認して
おきましょう。

 

④第三者による事故かどうかも確認
 しておく

労災事故が第三者による場合は、
別途「第三者行為災害届」も必要と
なりますので確認しておきましょう。

上記の①~④をヒアリングしておけば、
今後の労災手続きに必要な書類が整理
できます。

①病院の治療代のために提出する書類
 ※5号用紙や7号用紙と言われます。

②休業(補償)給付の申請の有無
 ※休業4日目から約8割の給付が
 もらえる可能性があります。

③労働者死傷病報告の必要の有無
 ※通勤災害は不要です。
 ※休業4日未満と4日以上で書類
  が変わってきます。

④第三者行為災害届
 ※第三者による事故の場合に
  作成・届出が必要です。

残念ながら、死亡事故や障害が残る
ような労災事故の場合は、上記の
ような流れにならないケースも
ありますが、労災発生時のときに
慌てないためにもポイントだけでも
押さえておかれるといいと思います。

 

それでは、みなさんも体調管理には
お気を付けください。

 

■Youtube動画でも解説しております。

■労災書類のダウンロード

労災保険給付関係請求書等ダウンロード(厚生労働省)
https://www.mhlw.go.jp/bunya/roudoukijun/rousaihoken06/03.html

労働者死傷病報告(休業4日以上)様式
https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/roudoukijun/faq/12.html

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