給与計算の社会保険料でよくある3つの間違い

益永 治英です。

昨日は、働き方改革推進
支援センター業務で終日
勤務しました。

さて、本日は給与計算時
によくある社会保険料に
関する3つの間違いです。
 
 
■よくある間違い①
 
新入社員の社会保険料
を入社月から控除して
しまう。
 
○参考例:
 
前月16日から当月15日
締めの当月25日支払い
の会社で、
 
9月1日に入社した場合、
9月25日の給与から控除
してしまう。
 
社会保険料は、本来
「前月分」を徴収する
ことになっている。

そのため、今回のケース
では、翌月10月25日の
給与から控除が正しい。

※10月支給の給与で、
 前月9月分の社会保険料
 を控除する。
 
 
■よくある間違い②
 
月の途中で中途退職した
 のに社会保険料を控除
 してしまう。
 
例1:10月30日退職

最終給与の11月25日支給
分で社保料は控除しない。
 
例2:10月31日退職

最終給与の11月25日支給
分で「10月分」の社保料
を控除する
 
※月末退職であれば、
 退職月まで社会保険料
 が発生する。

 月末退職以外は、
 退職月の社会保険料は
 発生しない。
 
 
■よくある間違い③
 
社会保険料の変更を忘れて
しまう。(40歳、65歳、
70歳、75歳など) 
 
例:15日締め当月25日
 払いの場合 
 
 
①40歳

誕生月(誕生日の前日が
属する月)の翌月から
介護保険料が発生
 
法律上は、誕生日の前日
のため、1日生まれの場合
は注意が必要です。
 
例1:9月1日生まれの場合
 
9月25日支給分から控除。
 
例2:9月2日生まれの場合
 
10月25日支給分から控除。
 
 
②65歳
 
誕生月( 〃 )の翌月から
介護保険料を控除しない。
 
※65歳の誕生日の前日の
 属する月の前月まで。
 
例1:9月1日生まれの場合
 
9月25日支給分から控除
しない。
 
例2:9月2日生まれの場合
 
10月25日支給分から控除
しない。
 
 
③70歳
 
誕生月( 〃 )の翌月から
厚生年金保険料を控除しない。
 
※70歳の誕生日の前日の
 属する月の前月まで。
 
例1:9月1日生まれの場合

9月25日支給分から控除
しない。
 
例2:9月2日生まれの場合
 
10月25日支給分から控除
しない。
 
 
④75歳
 
誕生月( 〃 )の翌月から
健康保険料を控除しない。
 
※誕生日の前日が属する月
 から保険料の徴収が不要。
 
例1:9月1日生まれの場合
 
9月25日支給分から控除
しない。
 
例2:9月2日生まれの場合
 
10月25日支給分から控除
しない。
 
 
■最後に
 
いかがでしょうか?
 
今回ご紹介した以外にも
昇給した月から社会保険料
を変更してしまう間違い
などもあります。
 
特に中途入退社の方の
給与計算ミスは多いです
ので、気をつけましょう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です